(引用:しまね産業振興財団)
円安による原料高騰や人手不足により食品製造業者にとって厳しい状況が続いており、ロス削減による歩留まり向上、製造工程の数値化、品質管理による賞味期限の延長など生産性向上対策が注目されています。本講座では事業者が抱える様々な技術的な課題に対して、専門家を招聘し講座により解決の端緒となることを目指します。
普段の作業について今一度基本を見直すことで、作業の数値化や効率化による生産性向上に寄与できるものと考えており、手始めに、広く食品製造現場で実施されている【官能評価】を取り上げます。基本的な方法について解説いただき、実際に評価を体験していただきます。
講座内容
◆2時間の実習体験あり!◆
講義(1時間)
・分析型官能評価について(JIS Z9080:2004「官能評価方法」含む)
・社内規格作り(品質基準、クレーム対応)
・使用する官能評価法(3点識別法、尺度評価)
・統計処理
・フレーバー解説
実習(約2時間)
・ウォーミングアップ(対照:フレーバー、ホップ香)
・3点識別法
・尺度評価
講師
日下 一尊 氏(独立行政法人酒類総合研究所 業務統括部門 部門長)
【経歴】
平成8年4月 国税庁入庁以降、国税庁醸造研究所、大阪国税局に勤務
平成13年4月 独立行政法人酒類総合研究所
平成25年1~6月 VLB公認ビール醸造技術者講習(ドイツ・ベルリン)修了(Brewmaster VLB)
日時
令和6年8月6日(火)13:30~16:30(受付 13:15~)
会場
(1)メイン会場:テクノアークしまね 会議室(松江市北陵町1番地)
(2)サテライト会場:いわみぷらっと 会議室(浜田市相生町1391-8 シティパルク浜田)
※メイン会場での講義をライブ中継し、サテライト会場にてご覧いただきます。マイクを通して質問も可能です。
参加費
無料
定員
(1)20名
(2)10名
※先着順、県内受講者優先