(引用:しまね産業振興財団)
エネルギー価格や原材料費・賃金コストの高騰、円安による輸入品価格の上昇等により経営コストが増加しております。価格転嫁が難しい場合、利益率の圧迫が懸念されています。
そこで、経営力向上の一助となるよう、原価講座を開講することといたしました。
本講座では、内容を基本編・実践編・応用編の3つに分類し、各コースに応じた座学・演習を通して原価管理の3本柱である原価改善・原価維持・原価企画について理解・習得していただく構成となっております。
このような方にオススメ☟
基本編 | 実践編 | 応用編 |
✔ 原価の概念はなんとなくわかるが、根本的な理解ができていない。
✔ 原価の構成から原価計算のやり方など原価のしくみを基礎から学びたい。 ✔ 新しく原価を担う部署に配属された。 ✔ 人件費・賃金アップによる財務の影響を改めて学びたい。 |
✔ 原価計算結果をどのように経営改善に役立てていくのか理解したい。
✔ 品質改善やリードタイム短縮がどのように、工場の利益や運転資金の改善につながるのか理解したい。 ✔ 賃金アップを見据え、原価改善を推進するコツを知りたい。 |
✔ 利益計画の策定方法を学びたい。
✔ 投資設備の採算性評価や部品の内外製決定など、経営判断をサポートできる知識を得たい。 ✔ エネルギー・資材コスト、賃金等の高騰をふまえた価格交渉のポイントをつかみたい。 |
開催概要
日時
【基本編】令和6年 9月20日㈮10時~17時
【実践編】令和6年10月22日㈫10時~17時
【応用編】令和6年11月14日㈭10時~17時
会場
いずも企業交流館*(出雲市斐川町神氷2535−10)
*NPO法人ミライビジネスいずも
受講方法
会場受講のみ(オンライン配信はございません。)
※受講人数:各コースに1社2名までとさせていただきます。
定員
各編 30名
受講料
無料
申込期限
令和6年9月13日(金)
※申込期限前に定員に達した場合は、募集を終了いたします。
対象
島根県内ものづくり企業の経営者、製造現場のリーダークラス、中堅社員、財務担当者、ものづくり工場管理実践塾初級編卒塾生 等
カリキュラム
【基本編】
1.企業活動と原価管理
2.原価の基礎知識(原価計算の目的と原価の構成要素)
3.原価管理活動の考え方の基本
4.CVP分析による固定費と変動費の管理、損益分岐点の計算
5.CVP分析を活用した利益管理
【実践編】
1.原価管理(原価企画・維持・改善)の実践
2.原価計算の流れと結果の活用の基礎
3.現場の原価改善をリードする方法
4.不良率改善・生産リードタイム短縮の経営効果
5.原価改善を進める方策・原価改善のコツ
【応用編】
1.CVP分析を活用した利益計画策定
2.原価企画
3.投資採算性評価
4.部品の内外製決定
5.価格交渉とサプライヤーの留意事項
※ 基本・実践・応用編とも、概ね令和5年度の講座内容と同じです。
案内チラシ
「ご案内(チラシ)」をダウンロードする(PDF:1.5MB)
講師紹介
足立 直樹 氏
・あこう管理会計コンサルティング LLP代表
・名古屋工業大学客員教授
梅田 浩二 氏
・公益財団法人 愛知県中小企業診断士協会理事
・学校法人 SBI大学院大学講師