(引用;しまね産業振興財団) ※詳しくは島根産業振興財団のホームページでご確認ください。
データを扱う上で統計的手法は不可欠です。本セミナーでは、測定データを統計的手法によりまとめる方法、データの分析、解析の方法について事例を交えて分かりやすく解説します。
講座内容
(1)データサイエンスとは
製造現場に活かす「データ活用」の基本概念
データサイエンスの定義や重要性、製造業での活用事例を紹介し、なぜ今データ分析が求められているのかを理解します。
(2)統計学基礎
平均・分散から始める現場データの読み解き方
製造データの分析に不可欠な「記述統計」の基本(平均、分散、標準偏差など)を学び、数値の意味を正しく読み取る力を養います。
(3)統計的仮説検定
ばらつきの中にある有意な差を見抜く技術
製造プロセスの改善や比較に用いられる仮説検定の考え方(p値・有意水準など)を解説し、判断の根拠を持てる分析力を育てます。
(4)時系列データとその分析
生産ラインの傾向や変化を捉える時系列解析入門
センサーデータや稼働記録など、時間とともに変化するデータの扱い方や基礎的な分析手法(移動平均・トレンド把握など)を紹介します。
講師
瀬戸 和希 氏(島根大学 数理・データサイエンス教育研究センター 副センター長/助教、博士(理学))
専門は凸解析学・最適化理論。全学部生向けに「数理・データサイエンスの誘い」の科目を担当し、データリテラシー(データを理解し、解釈し、分析する能力)の基礎を講義。また地域貢献として高校での出前授業も行い、データリテラシーの基礎的な能力向上を目指した活動に従事している。
開催日時
令和7年9月12日(金)10:00~16:00(受付 9:45~)
対象者
・製造業に従事する方でデータ分析を始めた(始めたい)が統計学の基礎知識が不足していると感じている方
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◇◆こんな方におすすめです!◆◇
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・製造現場でデータ活用を推進したい方
・データ分析に興味はあるが、統計学の基礎に不安を感じる方
・論理的なデータ解釈と意思決定のスキルを向上させたい方
・時系列データの扱いに興味がある方
習得知識
・統計データ分析の基礎的知識(基礎やデータの見方等)
・平均、分散、標準偏差、正規分布、ヒストグラムなどの統計学の基礎となる用語の意味、関係
・統計学、データサイエンスでできること
会場
島根県産業技術センター 2階 プロジェクト研究室
(松江市北陵町1番地 テクノアークしまね)
参加費
無料
携行品
筆記用具(パソコンは使用しません。)
定員
15名(先着順)
受講条件
島根県内に事業所等を有する企業であること。
※県外事業所勤務の方が参加される場合は、県内の事業所の方を申込み担当者(連絡者)にしてお申込みください。